トキオ・ゲッツが選ぶ!2020年エンタメヒット番付&21年エンタメ予報!

【西】

●横綱: あつまれ どうぶつの森(通称あつ森・ゲーム)

ステイホーム期間に家庭内でのエンタメ需要が高まるなか、Nintendo Switchの「あつまれ どうぶつの森」は長い時間をおうちで過ごす人々に大きな支持を得ました。先の読めない不安の高まるコロナ禍にあって、無人島で自由に、のんびりと過ごす設定、難しくない、万人うけする操作性が人気の理由と言われています。任天堂製品は、Switch本体、後述するリングフィットアドベンチャーとともに品薄状態となり、2020年はそれまで家庭で日常的にゲームをしなかった人も、ゲームに触れる機会が多かった1年と言えそうです。

>参考リンク:「あつまれ どうぶつの森」公式サイト

●大関: NiziU(ニジュー)

オーディション番組からのスター発掘は世界的に注目されています。NiziUは、日本のソニーミュージックと韓国のJYPエンターテインメントによる日韓合同オーディションプロジェクト「Nizi Project」で選ばれた9名で結成されたガールズグループ。ストリーミング再生回数が女性アーティスト最速で1億回を突破、ミュージックビデオのYouTube再生回数も1.8億回(2020年12月現在)を超えるなど驚異的な数字を記録。紅白歌合戦への出場も決定し、まさに2020年の顔と言える活躍をしました。

>参考リンク:NiziUオフィシャルサイト

●関脇: 100日後に死ぬワニ

作者であるきくちゆうきさんのTwitterアカウントで展開された4コママンガ。「100日後に死ぬ」という結末がわかったうえで、カウントダウン形式で1日ずつストーリーが展開される投稿に多くの人が夢中になりました。連載終了日の2020年3月20日にはTwitterのトレンドで世界1位となり、多くのメディアでも取り上げられました。

画像引用元:100日後に死ぬワニ完結記念サイト

●小結: リングフィットアドベンチャー

任天堂のSwitch専用フィットネスソフト。「ステイホーム期間の運動不足を手軽に解消したい」という消費者ニーズを受け、前述の「あつまれ どうぶつの森」と同様、抽選販売となる品薄状態となりました。こちらも操作が難しくなく、万人ができるゲームであったことが大ヒットの一因であると思われます。

>参考リンク:リングフィットアドベンチャー公式サイト

●前頭: お笑い第七世代(芸人)

2020年、テレビで見ない日はないというほど、多くの番組で活躍した「お笑い第七世代芸人」は、霜降り明星・四千頭身・EXIT・ぺこぱなど、2010年以降にデビューした若手芸人のこと。前述の「芸能人YouTube」への進出も多く、SNS駆使して自ら発信する新世代の活躍が目立ちました。

●前頭: V Tuber(ブイチューバー・インフルエンサー)

CGキャラクターなどのアバターを使ってYouTubeなどで発信するインフルエンサー(バーチャルライバーとも呼ばれる)が日本・世界で躍進。ライブ配信でのいわゆる「投げ銭」で累計1億円以上集めるV Tuberも登場しました。企業、地方自治体がアンバサダーとしてV Tuberを採用する事例も出てきており、今後も注目されることでしょう。

画像引用元:V Tuber事務所「ホロライブプロダクション」公式サイト

>参考リンク:バーチャルライバープロジェクト「にじさんじ」公式サイト

●前頭: 恋はつづくよどこまでも(ドラマ)

2020年1月~TBSで放送されたドラマ「恋はつづくよどこまでも」は、「2桁視聴率」「ネット上の反響大」という結果で好評を博しました。主演の佐藤健さん・上白石萌音さんの人気が急激に高まったことも印象的です。佐藤健さんは、前述の芸能人YouTube開設者でもあり、佐藤健さんのチャンネルで行われたライブ配信にドラマで共演した上白石萌音さんが登場し、再生回数が1000万回を超えるなど、メディアを超えた話題づくりも人気を後押ししているようです。

>参考リンク:TBS「恋はつづくよどこまでも」公式サイト

●前頭: YOASOBI(音楽アーティスト)

ボカロプロデューサーとシンガーソングライターによる音楽ユニット。ソニーミュージックが運営する小説&イラスト投稿サイト「monogatary.com」に投稿された小説を原作に曲が作られており、10代を中心に大きな支持を得ています。2020年にヒットした代表曲は「夜に駆ける」。数々の「歌ってみた」動画がYouTubeで投稿されるなど、ネットメディア上での拡散がヒットに大きな影響を与えているようです。

引用元:YOASOBI「夜に駆ける」 Official Music Video

>参考リンク:YOASOBIオフィシャルサイト

●前頭: 呪術廻戦(マンガ・アニメ)

「呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)」は、「鬼滅の刃」「約束のネバーランド」「BLEACH 」「僕のヒーローアカデミア」など人気作品がめじろおしの週刊少年ジャンプで連載されるマンガ。コミックスの累計発行部数は1000万部(2020年12月現在)を超えており、昨年同時期の4倍を記録しています。ちなみに「鬼滅の刃」はアニメ終了時にコミックス発行部数1200万部であり、その比較でも同作の伸びしろが感じられると思います。
2020年10月から放映が開始されたテレビアニメも好調で、オープニングムービーが1400万再生(2020年12月現在)を超えるなど、2021年も目の離せないコンテンツとなっています。

画像引用元:呪術廻戦テレビアニメ公式サイト

●前頭: ジブリ映画リバイバル上映(映画)

コロナ禍によって一時休業を余儀なくされた映画館ですが、2020年6月頃にはほぼ全国の映画館が営業を再開。しかし、多くの配給会社が話題作の公開延期を決めるなか、緊急措置的に映画館で公開されたのがジブリ作品です。シネコン大手である東宝がスタジオジブリの「風の谷のナウシカ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」等を公開すると、初週の週末の興行成績は上位3位をジブリ映画が独占、座席販売数が50%以下の状況下でも3本とも1億円以上の興行収入を記録するという強さを発揮しました。リバイバル上映には「一生に一度は映画館でジブリを」というキャッチコピーが付けられ、コロナ禍のエンタメ業界の創意工夫が表れた一幕でした。

コロナ禍でも、さまざまなエンタメコンテンツのヒットが生まれた2020年。Twitter、TikTok、YouTubeなどのネットメディアを媒介とした流行の広がり、外出が制限されるなか、おうち時間を充実させるための端末で完結できるコンテンツ、韓国発コンテンツの活躍が目立ちました。

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