キャラ企画と相性がいいTwitterのアイコンジャックキャンペーンとは?

Twitterを使う方の中には、タイムラインのアイコンが一斉に同じキャラクターで埋め尽くされる状態を見たことがある方もいるのではないでしょうか。
これはアイコンジャックキャンペーンと言い、アニメの公式アカウントなどがフォロワーに向けてTwitterのアイコン画像をプレゼントするキャンペーンのひとつです。Twitterはアニメやキャラクターファンの利用率が高く、コラボ企画の告知媒体にもぴったり。この記事では、フォロワー獲得や話題性の創出に役立つTwitterアイコンを活用したキャンペーンに注目して紹介します。

目次

Twitterのアイコンプレゼントキャンペーンとは?

Twitterのアイコンプレゼントキャンペーンは、企業やコンテンツホルダー、イベント主催者などが、Twitterのユーザーに対して特定の期間中、企業・イベントのロゴマークやキャラクター画像などをユーザーのプロフィール画像(アイコン)として使うよう呼びかけるキャンペーンのことです。
キャンペーンの仕組みはさまざまですが、以下のような仕組みで実施されるのが一般的です。

  1. イベントの期間中、イベントロゴをアイコンに使ってくれた人にプレゼントを提供
  2. フォロワー数やリツイート数が〇〇に達したら、記念にアイコン画像をプレゼント
  3. 発売日や公開日など特定の日限定で、キャンペーンに参加したユーザーのアイコンを変更

アイコンジャックキャンペーンとは?

上記(3)で紹介したように、Twitterのアイコンプレゼントキャンペーンの中には、システムを利用し、キャンペーン参加に同意したアカウントのアイコンが一定期間自動的に切り替わるキャンペーン手法があります。これは「アイコンジャックキャンペーン」などと呼ばれています。
作品ファンのタイムラインには、アイコンジャックキャンペーンに参加したユーザーの同じアイコンが一斉に並ぶなど、お祭りのような賑わいを演出できる仕組みになっています。

Twitterアイコンプレゼントキャンペーンのメリット

Twitterのアイコンプレゼントキャンペーンは、スポーツチームや芸能人、アニメ・ゲーム・映画等のエンタメコンテンツの宣伝施策として実施されることが多くあります。実施企業にとってTwitterのアイコンキャンペーンを実施するメリットは以下のような点があります。

  1. SNS上でのファンのアクションを促し、話題性を高められる
  2. ユーザーにとってはコンテンツのファンであることを示すことができ、ファン同士の一体感が生まれる
  3. キャンペーン条件の設定でフォロワー数やリツイート数を伸ばせる

このように、アイコンプレゼントキャンペーンは実施企業だけでなく、コンテンツが好きな参加者にとっても魅力的なキャンペーンとなります。

Twitterアイコンプレゼントキャンペーンの事例

Twitterアイコンをプレゼントにしたキャンペーンの事例をご紹介します。

※トキオ・ゲッツの事例ではありません。

「七つの大罪」アイコン強奪キャンペーン

アニメ映画「七つの大罪 神々の逆鱗」のプロモーション企画の一環として、Twitter上で開催されたキャンペーンです。Twitter上で「#七つの大罪アイコン強奪」のハッシュタグを付けて、作品に登場する7人のキャラクターのアイコン画像を「強奪」するという設定。アイコン画像は、公式Twitterアカウントが日替わりで投稿し、一定時間内にリツイートやいいねをすることで入手できる仕組みでした。7人のアイコン画像をすべて入手すると、抽選で豪華賞品が当たるキャンペーンも行われました。

引用元:七つの大罪アイコン強奪キャンペーン | 『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』

七つの大罪アイコン強奪キャンペーンWEBサイト: https://eiga.7-taizai.net/campaign/icon/

週刊少年マガジン「ガチアクタ」1巻発売記念Twitterアイコンプレゼントキャンペーン

週刊少年マガジンで連載された漫画のコミックス発売を記念したアイコンプレゼントキャンペーンです。フォローやリツイートをすると、DMで5種類のアイコンからランダムで届く仕組みとなっています。

引用元:Twitter /週刊少年マガジン公式@shonenmagazine1

ホロライブ:全人類Twitter兎化計画

VTuberグループ・ホロライブが兎年にちなんで開催したプロモーションです。特設ページでTwitterアカウントを連携すると、ユーザーのアカウントがさまざまな兎アイコンでジャックされる仕組み。動画のライブ配信に合わせて期間限定のアイコンジャックキャンペーンを連動することで、SNS上で大きな話題となりました。

引用元:全人類Twitter兎化計画始動中!|全人類兎化計画|ホロライブプロダクション

ホロライブプロダクション|全人類兎化計画WEBサイト:https://rabbit-plan.hololivepro.com/topic/news02/

ユニークビジョン株式会社|ホロライブ:LIVE配信に合わせたTwitterアイコンジャックでトレンド入り:
https://www.uniquevision.co.jp/case/belugacampaign-hololive-twitterusagikakeikaku

「BE:FIRST」Twitterアイコンジャックキャンペーン

ダンス&ボーカルグループ「BE:FIRST」は、Twitterでアイコンジャックキャンペーンを実施しました。キャンペーンに参加したユーザーのTwitterのアイコンが期間限定でアルファベットや数字入りのアイコンに切り替わる仕組み。アイコンの文字は参加した人によって異なり、どのようなメッセージが隠されているのかファン間の謎解きで話題を呼びました。

引用元:ORICON NEWS

まとめ

上記のように、Twitterのアイコンプレゼントキャンペーンは、現状ではコンテンツホルダーが作品プロモーションの一貫として行うことが多いですが、企業が実施するコンテンツとのコラボ企画への応用も考えられる施策です。キャンペーン条件やアイコンのデザイン、ランダム性・コレクト性などを組み合わせることで、狙った効果を得られるようにキャンペーンの仕組みを工夫することもできます。「SNSでつながる熱心なファン」間の盛り上がりを醸成する手法の一つとして、注目してみてはいかがでしょうか。

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