コロナ禍の施設集客、どうする!?キャラクターを活用した集客イベント事例

密や接触を防ぎながら、確かな人気を持つキャラクターで、
好感度の高い集客イベントを!

感染症対策のため、引き続き人の密集や接触を避けなければ行けない状態が続いています。商業施設等の集客型のビジネスにおいては、お客様の安全に配慮しながら、来店を促進する工夫が求められますが、このような場合にも、キャラクターを活用した集客イベントはマッチします。
今回の記事では、最近実施された2施設のキャラクターを活用した集客イベントの事例をご紹介します。

※シナモロール×新宿ミロード「ARスタンプラリー」ポスターより
目次

感染症対策を万全に、デジタルスタンプラリーを実施!
シナモロール×新宿ミロード「ARスタンプラリー」

2020年11月、新宿ミロードでサンリオのキャラクター「シナモロール」を活用したスタンプラリーイベントが実施されました。
感染症対策に配慮し、ARを活用したデジタルスタンプラリーとすることで、接触の機会を低減。専用アプリで館内のパネルのマーカーを読み取り、スタンプを5つ集めると、お買い物に使える割引券がもらえる仕組みとし、好評を博しました。また、LINEのお友達登録をした方に、限定の壁紙をプレゼントする施策で、LINE登録を促しました。
ARを活用したデジタルスタンプラリーは「手が汚れなくていい」等、好意的な反応がありました。

※シナモロール×新宿ミロード「ARスタンプラリー」の様子

withコロナの工夫!

●デジタルスタンプラリーの仕組みは導入も比較的簡単。リアルなスタンプに触らずに参加できるため、お客様からも歓迎されます
●スタンプラリーは【分散型】かつ【任意のタイミングで参加可能】
一度に一カ所に人を集めない施策のため、密も避けられます。

コラボのメリット!

●人気のキャラクターとコラボすることで、小規模な展開でもサイネージやパネル等で店内を華やかに演出できます。
●客層とマッチしたファン層を持つキャラクターを選定することで、来店のきっかけづくりになります。
SNSでのシェアが広がりやすく、ターゲット層の間で話題化が狙えます。

トムとジェリーがトリックアートに!映画公開を記念し、
「カートゥーン・カーニバル」が開催

2021年4月、ラフォーレミュージアム原宿にて、映画『トムとジェリー』の公開を記念したミュージアムイベントが開催されました。
同イベントでは、不思議な空間が魅力のトリックアート、トムとジェリーのアニメーション作品、ジェリーが大好きなチーズの世界を表現した大型展示等を展開。また、アーティストとのコラボ作品の展示や300点以上ものオリジナルグッズの販売が行われました。
同イベントは、東京・大阪での開催期間は終了していますが、今後、全国を巡回予定です。また、ラフォーレ原宿では東京開催と同時期にトムとジェリーのコラボ商品の販売が大規模に行われるなど、盛り上がりを見せました。
トキオ・ゲッツは、本イベントの中でのトリックアートのコーディネートを担当しており、トリックアートの開発会社と連携し、キャラクターの魅力を生かしたユニークな展示イベントを実現しています。

withコロナの工夫!

●見て楽しめる展示系イベントは、人やモノとの接触なしで楽しめます。
●トリックアートは、接触なしでも【体験】できるコンテンツ。写真撮影して楽しむことが前提なので、SNS等でのシェアも期待できます。

コラボのメリット!

●キャラクターの持つ楽しい世界観によって、明るい印象のクリエイティブを作り上げられます。
●集客イベントにコラボグッズの販売企画を連携することで、売上促進も期待できます。

商業施設等の集客施策を担当される方には、引き続き感染症対策に配慮しながらではありますが、できる範囲で集客を高め、店頭を盛り上げていくことが求められていることと思います。
コンパクトな企画でも、確実に店頭に華やぎを与えることのできるキャラクターとのコラボ施策は、このような時期にもおすすめです。

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