話題の「フリーレン」推しているのは誰?人気アニメのファン層データに注目!

2023年に小学館漫画賞を受賞し、現在放送中のテレビアニメも大人気の「葬送のフリーレン」。では、話題の旬アニメは、実際、どのような人に支持されているのでしょうか…?

瞬間的に話題を巻き起こす「流行の作品」は各時期にありますが、話題性だけでなく、そのファン層を年齢・性別などの属性ごとに詳しく見ることで、より相乗効果の高いコラボ企画を計画できるようになります。この記事ではアンケートデータをもとに、話題の作品のファン層を深堀します。

目次

テレビアニメ化で話題!「葬送のフリーレン」とは?

「葬送のフリーレン」は、山田鐘人さん(原作)とアベツカサさん(作画)による漫画を原作とした作品です。

物語は、魔王を倒した勇者一行の後日譚として始まります。千年以上も生きる長命種のエルフで、魔法使いの主人公・フリーレンは、魔王討伐のパーティと別れた後も生き続けますが、人間の感情や死について深く理解できない日々を送っていました。しかし、かつての仲間である勇者ヒンメルの死をきっかけに、人間を知るための旅に出ることを決めます。幼少期から魔法使いとして育てた女の子・フェルンや、旅の途中で出会った戦士・シュタルク、僧侶・ザインなど、新たな仲間たちとともに、世界の秘密や自分の過去に迫っていきます。これまでの勇者の物語のイメージを覆す静かで淡々とした世界観、クスッと笑える自然体なキャラクターが魅力です。

原作は、2020年から週刊少年サンデーで連載されており、2021年には第14回マンガ大賞、第25回手塚治虫文化賞新生賞を受賞しました。また、2023年には第69回小学館漫画賞を受賞しています。コミックス(電子版含む)の累計発行部数は2023年12月時点(既刊12巻)で1700万部を突破。TVアニメ放映開始時には、史上初の「金曜ロードショー2時間SP」での初回放送が行われ、SNSなどで大きな話題になりました。

引用元:『葬送のフリーレン』PV第5弾 – YouTube

>アニメ『葬送のフリーレン』公式サイト

「葬送のフリーレン」のファン層はどんな人?

では「葬送のフリーレン」は実際どのような層から支持されているのでしょうか。アンケートサービス「knowns」のデータから「葬送のフリーレン」のファン層がどのような特徴を持っているのか見てみましょう。

はじめに、「葬送のフリーレン」の認知度、好感度、誘引度を年代別に分析したグラフをご覧ください。

※データ・画像引用元:knowns biz ※有効回答件数:5,133件

上記のデータでは、「葬送のフリーレン」が10歳代~39歳までの年代で35%以上の認知度があることがわかります。とくに10歳代がもっとも認知度が高く現れています。

好感度(5段階での調査)は、10歳代と45~49歳が高く、少年漫画誌(原作漫画は週刊少年サンデーで連載)の読者である現役ティーンエイジャーと、コアな漫画ファンの中年層から好まれていることがわかります。

一方、関連グッズなどをほしいと思う誘引度は、20歳~29歳、45~49歳で高い値が出ています。グッズ需要を分析したデータでもフィギュアなどのホビー商品、雑貨、書籍の需要が多く、コミックスを買う原作ファン、ホビー商品などを購入するコアなアニメファン層などを引き付ける力が強いことが現れています。

次に、認知度、好感度、誘引度を性別(男・女)ごとに表したグラフをご覧ください。

※データ・画像引用元:knowns biz ※有効回答件数:5,133件

男女・年代ごとの比較では、認知度・好感度では男女に大きな差はないことがわかります。

特筆するとすれば、10歳代~24歳代の若者層では、男性に比べて女性のほうが「葬送のフリーレン」に好感度を持っているといえるでしょう。

一方、誘引度は、男女・年齢で大きく分布の差が現れました。10歳代~24歳代の若者層では女性の誘引度が高く、30歳~60歳代までの青年・中年層では男性の誘引度が高い傾向が読み取れます。

上記の結果から、考えられるのは以下のような観点です。

  • 「葬送のフリーレン」を知っている・好感を持っている層は10代~30代の3割以上。性別による認知度の差は少ない。
  • 「葬送のフリーレン」の関連商品・景品などで消費者を引き付ける場合、20代を中心とした若者層、特に女性がターゲットとしてマッチする可能性が高い。
  • 少年誌のコアな読者層と重なる、30歳~40歳代の男性の認知度・好感度の高さ、誘引度の高さも注目ポイントである。

まとめ

このように、アンケートデータをもとに作品のファン層を分析すると、なんとなく「人気作品だから」「今、話題になっているから」といった理由だけでなく、どのような層を引き付ける力を持っているコンテンツかが理解できると思います。また、属性ごとの認知度・好感度・誘引度の分布を見ることで「この層には認知・話題をフックにした企画がマッチする」「この層には限定感のある商品やグッズがささる」など、企画内容も実態に適したものにチューニングできるようになります。

旬のアニメや話題のコンテンツとのコラボ企画を検討する際は、このような「ファン層の中身」にも着目してみてください。

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