トキオ・ゲッツが選ぶ!2020年エンタメヒット番付&21年エンタメ予報!

東の横綱「鬼滅の刃」なら、西の横綱は…?
いろいろあった2020のエンタメ業界を振り返り!

コロナ禍という前代未聞の困難に見舞われた2020年。エンタメ業界にとっても非常に苦しい1年でしたが、オンラインを活用した新たなコンテンツの発表方法が実用化されるなど、未来につながる大きな変化を感じた年でもありました。

さて、世の中は引き続き「鬼滅の刃」ブームに沸いていますが、2020年は今年ならではのいろいろなエンタメコンテンツのヒットが誕生しました。今回の記事では、年末特集としてトキオ・ゲッツが選ぶ「2020エンタメヒット番付」をご紹介します。今年の流行の傾向をおさらいし、来年の企画アイディアに活かしましょう!

目次

トキオ・ゲッツが独自に選ぶ、2020年エンタメヒット番付はこちら!

皆さん納得の大ヒットコンテンツもあれば、ファンでなければ「よく知らない」というコンテンツもあるかもしれません。以下で一つひとつ解説していきます!

【東】

●横綱: 鬼滅の刃(マンガ・アニメ・映画・主題歌/LiSA)

言わずと知れた2020年の大ヒットコンテンツとなった「鬼滅の刃」。主題歌を歌うLiSAさんの楽曲も合わせて大ヒットとなりました。12月に最終巻が発売されたコミックスは電子版も入れて1億2000万部を突破。映画の興行収入は、日本の興行収入歴代1位の「千と千尋の神隠し」(308億円)に迫る勢いで更新を続けています。数々の企業コレボレーションも行われ、その経済効果は2700億円にも上ると言われています。
>参考リンク:劇場版「鬼滅の刃」無限列車編公式サイト
>関連記事:大ヒット鬼滅の刃コラボ総まとめ! ファン層の心をつかむ施策のポイントとは?

●大関: ツイステッドワンダーランド(スマホゲーム)

ツイステッドワンダーランド(通称ツイステ)は、ディズニーが制作協力するスマホゲーム。ディズニー作品に登場する悪役(ヴィランズ)をインスパイアした世界観、漫画「黒執事」の作者・枢やなさんの華やかで毒のあるキャラクターデザインが女性層の心をつかみ、大ヒットとなりました。公式Twitterフォロワー数は100万を超えており(2020年12月現在)、GooglePlayの「ベストオブ 2020」にてゲームユーザー投票部門トップ5入選・クリエイティブ部門大賞を受賞しています。

画像引用元:ディズニー ツイステッドワンダーランド公式サイト

>参考リンク:Google Play ベスト オブ 2020

●関脇: 半沢直樹(ドラマ)

「やられたらやり返す、倍返しだ!」の名セリフでおなじみのドラマ「半沢直樹」。2013年の第一作は最終回で42.2%の視聴率を記録したTBSの大ヒットドラマは、2020年7月から第二作目として放映され、再び平均視聴率20%超えという盛り上がりを見せました。
ヒットの要因は、勧善懲悪の潔いストーリー、スピーディな展開による「気持ちよさ」だと言われていますが、もうひとつ注目すべきはTwitterとの相性の良さです。第8話の放送時には「#半沢直樹」がTwitterでトレンド世界一になるなど、個性的なキャラクターがネットの世界でも話題となりました。

>参考リンク:ドラマ「半沢直樹」公式サイト

●小結: 今日から俺は!!(劇場版)

日本テレビ系ドラマとして2018年10月期に放映され、大ヒットとなった同作の劇場版が2020年7月に公開。コロナ禍のなか、劇場版「鬼滅の刃」に次ぐ2020年映画興行収入2位(日本)、約53億円を記録し、若い世代を中心に人気を集めました。

>参考リンク:劇場版「今日から俺は!!」公式サイト

●前頭: 香水(音楽/瑛人)

「ドルチェ&ガッバーナ~」のフレーズで大人気となった瑛人さんは、それまでは無名の男性シンガーソングライター。異例のヒットのすごさは、YouTubeの再生回数1億2千万回超え(2020年12月現在)という数字からもわかります。同作のヒットのきっかけはTikTokによるカバー動画と言われており、SNSとの相性により、知名度にかかわらずヒットが生まれる構造が証明されました。今年を象徴する歌手としてNHK紅白歌合戦への出場も決定しています。

引用元:YouTube「香水 / 瑛人 (Official Music Video)」

★次ページ:急増した芸能人YouTubeチャンネル、各ジャンルの主要な開設者は?

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